砂人の「目指せヒラメゴールド」

　まだ暗いＡＭ5：00のいつものサーフ。前日の波が残っているかと思われたが
ベタベタの超凪。これではポイントの見当がまるで付かない。小高い場所より
見下ろすが、強烈な出し風で水面に出る流れの様子も消されてしまっている…。

　

　仕方なく海岸線に注目してみる。波打ち際の形状、傾斜、マテリアル、地面の硬さ…。
どうも「それらしい」ポイントが見つかった。しかも強烈なテンションがリーリング時に掛かる。

　リーダーの先にはいつものＳＪ－11。今期各地で耳にする「グリーンゴールド」
砂人が最初にサクラを釣ったミノーもＧ／Ｇである。思い入れもある。当然ＳＪ－11にも塗ってある。

　ところが、ローライトの状況でも強いはずのゴールド系、全く反応がないまま
約1時間…。当たりカラーが早々に見出せないのは単独釣行の辛いところ…。
このポイントは水がクリアー、以前の経験から蛍光クリアーピンクのＳＪ－11に変えてみる事に…。

　

　このレーザーシート、札幌の某ショップで購入。細かな鱗模様が付いており、しかも
透明な部分があり下地のカラーが鱗の間から透けて出る。10枚程買い占めてある。

　蛍光ピンクに変えて2～3投目だろうか。ＳＪ-11が持って行かれるような感触。
とうとう「奴」は現れた。

　
　△40ｃｍと小さいもののパワーはある

　やはり、このピンクは濁水用ではないのであろう。続いてキャストはやや手前の
50ｍ地点へ。

　
　△50ｃｍ弱ではあるが得意のローリングファイトは
　やはり楽しい（撮影後リリース）

　続いてのキャストは約60ｍ地点に着水、約50ｍ地点で1回バイトがあり、追い食い
のように強烈なバイト、即フッキングは走り廻る…。

　
　△今期初の2Ｋｇ台

　この3匹、わずか3投、撮影・処理を含め約15分の出来事。

　ポイント、ヒットカラー、パターンをレクチャーした、今日初めてこのサーフに来たという
若者も隣で無事サクラ開花♪

　この3連続ヒットを見ていた周囲の、おそらくジモティ3～4人が続々終結…、
砂人のポイントは混雑。さすがに砂人もこの状況に閉口。
マナーも何もあったものではない。ルアーの集中砲火にすっかり反応もなくなり、移動するも
さらに潮流のテンションも掛からなくなり、もはやここまでであろうか…。

　車に戻り朝食後、某新聞の取材＆写真掲載の依頼があるものの丁重にお断り。しかし
先週の出来事について聞かされ驚く。
　予想された雨がポツポツと付き出す。大きく場所移動を目論むも、途中、雨足も強くなり
そのまま、帰札となってしまった。

　・帰宅後離れたところでも結構な型・数が揚がったと知り、砂人のサイズに不満・・・
　・そろそろフルキャストのジグミノーではなく、繊細なミノーイングで釣りたい…

　なんて、贅沢の極めであろうか…？？？