砂人の「目指せヒラメゴールド」

　AM3：15、南のサーフに立つ。いつも一人で行動する砂人、
本日はヒグマの子さんと一緒。なんとも心強い…。

　本日の狙うポイントは2箇所。低気圧の接近に伴い風向きが変わる予想。
しかし、スタートからいきなり風はフォローだが強烈に吹く…。

　

　このサーフ、かなりの遠浅であるが離岸流が発生しやすく、その流れに沿って
深く掘れ、その深みにヒラメが着くと言う…。昨年秋の調査が出来なかったポイントである。
しかし、このベタ凪ではどこがその離岸の跡なのか見当もつかない…。
サーフの波打ち際を注意深く観察し痕跡を探す…。

　本来ならばシャロー用のimaコモモ130SLIMを結ぶところだが、深みを探すのに
ima140裂波を結ぶ。潜行深度の深い裂波を潜らせ浅場ではわざとリップを擦らせ
深みを探す作戦である。

　広いサーフ、次々とラン＆ガンすると岬からワンドにかけたあたりにやや深い場所が
見つかり、裂波からコモモ130赤金にチェンジする。

　すると、ヒグマの子さんの声が聞こえ、近づくとソゲを一枚揚げた。蛍グリーンの
ジグとの事。

　コモモが約50ｍ地点に着水し、残り5ｍ程で何かがヒットし水面が割れるも
薄暗くて何かはわからない…。喰い方からしてホッケだろうか？フッキングが
浅くバレてしまう…。

　ヒグマの子さんを参考に水はクリアであるがアピールの強いヒラメゴールドの
Duoタイド140を結ぶ。潜行深度は浅いのでココでも通用する…。

　1投目、鋭い反応があり、ロッドが引き込まれる。力強い。しかも走る。
バラシの無いよう慎重に巻きにかかる。奴か???
足元で真横水平に走って行く…。ヒラメ特有の動き…。40くらいか？

　？？？…、！











　
　
　全くもってヒラメだと疑いもしなかった…。あの特有のローリングもしなかった…。
アメマスの「ア」の字も無かった。冬季あれだけ狙っても釣れなかったアメマス、
しかもグッドコンデションの42ｃｍ、少し嬉しい。早々にリリース。

　その後もヒグマの子さんはまたしてもジグでソゲをヒットさせる。砂人のミノーには
とうとう反応せずAM6：00、このサーフに見切りをつける。

　時間も中途半端ではあるが本日夕方のポイントに移動、天候も良く風も穏やか。
状況判断が甘かった…。この凪からするに、急深サーフに入れば良かった…。

　陽も高くなり、あまり期待できないが、夕方の為に探りを入れておく。
先週反応のあったポイントを探るもあまり変わりはないようだ。さすが急深サーフ…。
AM9：00、朝の部終了。


　近郊の川、サーフに出掛けたヒグマの子さんの釣果、お土産話で楽しい時間を
過ごし、PM4：00スタート。
先週の反応のあったポイントを5ｍづつ移動しながら5キャストを繰り返していると
ima魚道130MDヒラメレインボーが「モワァ～」と引き込まれる…。
フッキングを入れるも、先週同様またしてもスッポ抜け…orz orz orz　
どうもタイミングが合わない　(-_-;)

　周辺を集中爆撃するも全く反応しない。ポイントに目印をつけ、30分おきに投入するも
やはりダメであった…。

　すっかり暗くなったPM8：00、風も強まり、雨の気配もあったので撤収。

　開幕カウンターパンチに続きアッパーを喰らいダメージは大きい…。
いや、コレくらい当たり前、そう易々と釣れるものではないサーフヒラメ、
いつもの事である…。




　

　

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