‘11 秋ヒラメ終了

砂人

2011年10月30日 00:00

 今週中頃は、多くのアクセスを頂きました。
10月22日をもって‘11秋ヒラメは終了しました。特筆事項はありませんでしたが、
60近いアメマスのチェイスがあり、シーズンオフ&シーズンインを感じました。
 10月22日、少し遠出をしてみる。久々のこのサーフ、道中があまりに遠く感じ、
まだ暗いAM5:00到着も、30分ほど仮眠する…。

 30分経ちかなり復活、薄明るいサーフを見渡す。全く誰も居ない。3日続いた
ベタ凪の4日目、無風状態だが超クリアウォーター。水温約15度と、いよいよ終了
間近?今季最後のチャンスかもしれない。高台より目星のポイントを見つけ、降りてみる。

「?」

「??」

「???」

「何がこの臭い」

人生43年…、これまで嗅いだことのない強烈な腐敗臭が10m四方に淀んでいる。

大きく盛り上がった砂利山は、その先の地形変化を裏づける手掛かり。我慢して
このポイントでキャストしてみる。

それにしても何だこの臭いは?昔むかし目撃したトドやイルカの亡骸でさえこんな
臭いはしなかった…。もちろんそんなもの辺りにはない…。

あまりの臭気と反応のなさに、カニ歩きで5mづつ移動する。

臭気とは別に、何となく背後に気配を感じる…。砂人の後ろは草ムラがあり、その向こうは
車道、その向こうは山が迫っている。
何度も振り返るが人影はなく、変に気になって、どうしても釣りに身が入らない…。

このポイントに見切りをつけ、車に戻るべく元のポイントを通過するも臭気は既になかった。

約1Km移動。別ポイントに入る。その第1投目に先の
60アメのチェイスであった。

その後も全く反応はなく、AM9:30終了。温泉入浴の予定もあり今季を終えた…。

帰宅後、この地方の情報収集にPCにて検索。驚いた…。

どうも「アノ方」の足跡が海岸のいたるところで見つかったとのこと。そうキムン・カムイ。

さらに調べると、異常接近した時に動物の腐敗臭がするという…。いやそれは知って
いたが、まさかこのサーフで…。思いもよらなかった…。

安全のために場所を公開しようとも考えたが、地元観光も考え、冬眠目前もあり
そっとしておく…。

実は今年の春に見つけたサクラのサーフでも騒動があり、春・秋季はドラえもんの
鈴装備を考えている…。強烈な撃退スプレーは効果があるのだろうか?

どんぐりの不作が原因ならば、あえて森に植林すればどうなのか?駆除すること
ばかり考えず、同じこの地に住むならば上手な共存を考えるべきではないだろうかと
砂人はつくづく思う。


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