未だに海は「夏海」キャンプや海水浴の方々も多々見られ、夏は続いている…。
しかし、先日の秋雨前線による大雨&台風12・13号の前、海水温は24℃と昨年
に迫る高温が続いていたが、降水や高波によって8~9日ごろより一気に22℃迄
低下。砂人は15~22℃が釣行の目安と決めている…。
本日は秘密のポイントAからのスタートとした。AM5:00実釣開始、当然周りは
誰も居ない。
やや濁りがきつく、しかもほとんど波が無い。暫く振りに訪れたサーフは地形(海底)
変化も見受けられるが、この波では見当もつかない…。
こんな時は5キャスト1m移動の絨毯攻撃がとても有効、反応があればミノーの
カラーローテーションで集中攻撃。最初はサスケ烈波120のヒラメグリーンを結ぶ。
以前に実績のポイントも砂に埋もれたようで、やや潜行深度の深い烈波ではリップ
を擦り、ボトムノックが激しい。一気に10mほど移動した第1投目、着水より10m程
巻いた約50m付近、若干の波が立つマウンドの頂上を過ぎた辺り…。
ヒラメ特有の「じわ~」っとリーリングが重くなり、ロッドの中間まで曲がりが入った時が
フッキングの瞬間、極めてスムーズにロッドを立ててみる…。
「シメた、乗った!」
強烈な引きに緩めのドラグが鳴り、鋭角的な首振りの感覚がロッドから伝わる…。
久々の良型に気が焦ったのか、フッキングが甘かったのか、あと20mで痛恨のフック
アウト。ロッドが天を向いた…。
「やらかした・・・」
ドラグを鳴らしたヤツは相当暫くの間はミノーを追わないのは過去にも経験済。一つの
ポイントに複数枚ストックされていることもあり、全く同じポイントに再びヒラメグリーンを
投入したその3投目…。
また「じわ~」と重みが伝わり、今度はさらに慎重に…。
「シメた、もう1枚居た!」
再び緩めのドラグが鳴り、鋭角的な首振りの感覚がロッドから伝わる…。しかし、先ほど
よりは激しくないが、50UPは確定だろう…。
かなり正確にフッキングしたにもかかわらず、あと10mでまたもやフックアウト…。呆然、
また「やらかした…」
ヒラメグリーンからアカキン、ピンクイワシ…とローテを掛けるが、再びコンタクトは無かった。
このポイントは夕方まで安静にしておき、約15km離れたポイントBに大きく移動する。
こちらは水色は澄んでいるが、やや波高が高く「波グチャ」状態。
しかし離岸流が出ているところがあり、周辺を丁寧に攻めるも、1回だけ「ガン」があったのみ。
まもなくAM9:00にもなり、ここらで一旦終了とする。
△「ミントの浜」にて野生のハッカ
年々減少している
たっぷり休憩後のPM3:00、再び最初のポイントAにて再開するも、超クリアーな水色&ベタ凪と
朝とはまるで違う。全く気配も感じられず、フグの出没も相次いだことから早々にリタイヤ。来期の
サクラ用ジグミノーのテスト追い込みを行い、PM18:00終了。
確かにシーズンは始まっていた。また来週の仕切り直しだ。