砂人のひとりごと ミノー編2

砂人

2008年01月30日 00:50

 一昨年初め、サーフヒラメで有効なミノーは?と検索。とあるミノーが浮上した。
ご存知ある方も多いのではないでしょうか。他を圧倒する実績・・・。
早速赤金カラーを入手、サーフに出掛けてみる。
 無風、凪、テストには好条件。12cm、17g、フローティング。キャスト!
スルスルと50m先着水。キャストは楽である。ヒラメスピードでリーリング・・・。
「ブルブル」とアクションが伝わる。派手なウォブリング+ローリング、抜群のアクション。
「釣れる」意味が理解できた気がする。気に入った!!!

 しか~し!
 このima社の「サスケ裂波120」レンジが深~い。約70cm~いや、
潮流や巻きスピードによっては1mくらい潜る。
砂人の各サーフのポイントで試すもことごとくリップを擦る。正確にはリップレス?
なのではあるが、「底に突き刺さる?」ほど擦りまくる・・・。なんとも不快。
もしかしてダメか・・・?!
しかし、なんともあの「アクション」がすっかり気に入ってしまい「いつか使うだろう」と
チマチマとストックが増えていく・・・。


 ところが、年が変わった昨シーズン状況が一変。これまでどこもダラダラと
シャローが続くサーフであったが、今期はというと、マウンドありの、深みありの
急深カケアガリありの・・・。正にサーフも生き物である。

 残念ながら、サイズやランディングには恵まれなかったものの変化に富んだ
サーフからはこれら裂波たちは見事に奴等を誘い出した・・・。

 昨年の7月の夕方に訪れたサーフ。ここも急深サーフに変わっていた。
今日は何か気配がある・・・。
何度も何度もミノーチェンジしながら通したコース。出ない・・・。
あきらめかけた時、最後にと裂波ピンクイワシを通してみる・・・。
「!!!」
一発でバイトした奴はガッチリ水底にへばりついた。
バットから曲がった砂人の9.6ftのロッドからは奴が後ずさりして抵抗する様子が
手に取るように伺える。

 やっとの思いで波打ち際に寄せた奴は濁り水で正確なサイズが分からないが
小座布団くらいはありそうだ・・・。
 が・・・!「スッ」とロッドティップが天を仰ぐ・・・。まさかのフックアウト・・・。

 現在このサスケ裂波はカタログで見ると21色、他に特注カラーも入れれば
膨大な数になるようだが、リアル系からアピール系まで豊富である。
砂人は昨シーズン、あまりの夢中で、底根に喰われてしまい
2色を海のゴミにしてしまう・・・。
定番色は入手しやすいものの、変わり色は入荷の機会が少ない。
一度欠品すると再入荷まで長いのもimaの特徴かもしれない・・・。

 以上、砂人の超主観的見地でした。ご参考になれば幸いです・・・。






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