危なく「ボ」…。

砂人

2009年05月10日 21:50

 先週に続き、今週も磯サクラ狙いとしたのだが…。
 AM3:40、まだ暗い磯に一人。昨日まで風が強く、波も高かったのであろう。
若干のウネリが残っており、磯場が時折サラシ状になる。
 いや、このポイント、昨日の波高を見越しての選択であった。先週より連日
凪が続いていたのだが、昨日の波高でリセットが掛かったのでは?との予想…。

 先ずは、ローライトな状況でも強い赤金・imaサスケ140裂波を結びキャスト、
若干のフォローの風に乗りスルスル伸びていく。第一投目反応無し…。
今回は磯場の先端に立ったので、すこしづつコースを変えて通してみる…。

 AM4:15、すっかり明るくなりクリアウォーターな状況では追いも確認できる。
140裂波のデットスローの背後に「奴」は迫っていた…。推定2Kg前後。

 続いて同じようなコース、スピードで通すとリーリングの手が強制停止、すかさず
フッキング、重みが乗り一瞬ドラグが鳴る。

 と思いきや、ロッドティップが天を向く。痛恨のバラシであった…。

 気を取り直し2~3投目。またもや背後に奴が現れた。今回はかなりデカい、
推定4kgオーバーのスーパーサクラだった。磯際でトゥィッチを入れるが、悠々とリターン。
orz orz orz orz orz ・・・・・。同じく140裂波赤金。

 もっとも、様々な修羅場を乗り越え成長したスーパーサクラ、そう易々とトラップに
掛かる訳も無く…と考えながらもまたしてもショートバイト一発。一体どうなっている?

 この短い時間に色スレしないように細かくカラーチェンジ、しかし、どうも赤金には
すこぶる反応があるように感じられた。ダメ押しの追いももう一回・・・orz

 時計はAM8:00を回り、ホッケの回遊も厚く、時折ロッドを曲げられるも、奴の
反応はすっかりなくなってしまい、前々回の「ボ」の悪夢の恐怖に耐え切れなくなり
思い切って移動を決意。ここから約20分のポイントへ。

 以前より気になっていたポイント。十分な下見もせず、記憶も薄いままであったのだが
現地着も愕然…。

 記憶の薄いままでの、思い描いたイメージとはかけ離れていた。
水深は1m前後だろうか?今日のクリアウォーターでは底が丸見え状態。おまけに
ベタ凪で、釣れる気がしない。が、少し気になる…。

 
 △これでも立派な「河口」

 この状況ではナチュラルカラー&ロングキャストだろうと、SunaJin=SJ-11のアルミ貼り
グリーンバックを結び第一投は約80m地点着水。

 ロングキャストで絨毯爆撃も全く反応なし、砂人の予感も全くアテにならずか…。

 と思った矢先、随分近い所で反応が出た。開始後30分、時計は既にAM9:00の出来事。
間髪入れずのフッキングは成功。シャローの海中がキラキラ銀色に輝く。奴である。

 
 △長身だが頭がデカく、スリムな何とも不恰好の1.8Kg

 
 △SJ-11グリーンと140裂波赤金

 何とか「ボ」は回避したが、さすがにAM10:00には気持ちが続かず、一旦休憩。
朝のポイントに戻り、同時に入釣したアングラーに尋ねると45cmのちびをゲットしたとの事。

 午後からは別ポイントを予定していたが、「回る風向」にすっかり惑わされ、イイと思ったポイントは
波足が長く、期待ゼロ。早々の帰札となってしまった…。



 



 

 
 
 

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