昨年中は釣りに行くこともできず、年が変わり2月にやっと出撃することが出来た。
結果は無惨なものであったが、久々にサーフのフルスイングは爽快であった。
その後も2回ほど出掛けたが、どうも芳しくない。
何やら海水温がここ数十年中で最も低いとのこと。全ての魚種において岸寄りがズレ
たりしているらしいが、果たして水温が低いのが理由なのか因果関係は不明だが、と
にかく良い話は聞かない…。
4月20日、某所に出掛けて見る。本来遡上準備で河口周辺をウロついているヤツら
を狙う時期でもあるが、水温が低いことが影響して時季がズレこんでいると仮定し、
未だベイトを追い回す「現役」のヤツらを狙って見る…。
通うこと今年で26年目のこの道も今日は新しい車だ。というのも、昨年12月に急遽
12年12万Km乗ったシャリオグランディスから最新の軽自動車に乗り換えた。
△さらばGDIエンジン
家族が乗る機会も少なくなり、大きな重い7人乗りは不要となった。何よりガソリン高騰
は暫く続くと思われ、半分のガソリン代で二倍釣りに行く算段もあった…。
とはいえ、釣り道具の積載やここ最近マイブームの「車中泊で足を伸ばして寝る」こと、
そして峠を「走る」楽しみも忘れてはいない…。おのずと車種は限定され、何度もディー
ラーに足を運び、試乗を重ねやっと納得の一台にたどり着いた。
△加速バツグン♪
強烈な過給エンジンで登坂も楽勝、馴染みが出てないエンジンながらリッター19Kmは
今回帰宅後の数値。最新Kカーは全く問題なし。
AM4:00過ぎにはサーフに立つ。情報も無いことから人気ポイントは遠くに1名のみ。
テストを重ねたSJ-10 26g赤金は80m先に着水。空力と遠投性能は大幅改善したが、
後方重心によるフォーリング姿勢に難有りは、今季は妥協しなければならない。
アクションと遠投性能は紙一重であり、極めればピンポイントが見つかるのであろうが、
砂人には見出す時間的余裕が無かった…。
昨年モデルSJ-105は全くもって使い物にならなかった。ウォブリングばかりでアクショ
ンは単調、とうとう一匹も掛けることはできなかった。目指したアクションは「ウォブリング
+よじるようなローリング」だ。今年のモデルは我ながらかなり良い出来だ。
この人気ポイントで人影もまばら、アタリや反応も無く不安がよぎる。やはり情報通り?
なのか。だが今日は何かしら予感がした…。
30分ほど経った頃、左前方150m先で「ハネ」があった。それほど大きくないが、これ
は期待できる。ヤツはやっぱり入っていた。が、遠投得意のSJ-10でも流石に届かない。
これは回遊を待つしかなく、完全に陽も出たことから赤金⇒縦ホロKピンクに交換する。
待つこと数分、30m程先で触りがあり、フッキングに成功した。ギラギラ光る海中はい
つも気分が良い。引きはさほどでもないが、水面でバシャバシャでロッドを寝し慎重に…。
浜でもネットの持参を忘れず、手を掛けたが以外に波打際でおとなしくなり、ラインを掴
みそのままズリ揚げた。
△推定53㎝、実測1.8kg
その後もキャストを繰り返すが、やはりシーズン初期なのか?今度は気配が感じられず、
次なるポイントへ大きく移動する。
全く反応ない状態が続き、その後転々とする。最後のポイントは約15分の磯歩き。秘密の
ポイントでは一度だけミノー、話題のアスリート12SSで3匹のサクラの追いがあったものの、
バイトには至らなかった…。
午後より所要もあり、今日は早々に終了とした。
いよいよ今年も、毎週釣行の始まりだ!