毎年この時季は車中泊で二日に渡り釣り歩くことが恒例となっている。
水温は例年に比べ低く、ロングランで楽しめると思いきや、既に釣果はかなり厳しいと
の前情報ながらも、激シブの積丹方面に出掛けてみる。
長文になることもあり、ダイジェスト版にて…。
一日目の朝は有名ポイント、新規開拓ポイント織り交ぜながら釣り歩くも全く反応なし。
雨がポツらもすっかり回復したAM9時過ぎ、とある河口海岸に立ち寄る。
この河川で初めて釣りをしたのは、今から28年も前のこと。スピナーで淵を通すと、40~
50cmクラスの遡上アメマスが入れ喰いだった。ブレットンの赤金やアグリアTW、少し渋く
なったらブラックフューリーなんかも良かった…。当時のロッドはガルシアの2121FGH、
リールはダイヤモンドのマイコンSS、ラインはストレーンゴールド…。
魚止の滝まで釣り上がり、海岸まで降りてきて河口でスピナーを振ったら、40cmのアブラ
コが掛かったことがあった。
そんな懐かしいこの流れは今も変わらず水量豊富。暫く海を眺めていると、川筋の脇の淀
みで少しだけ頭を出したヤツが居た…。
急いで身支度を済ませ海岸に下りる。ポイントまでは約50mだが、問題は未だ収まらない
雪代の影響で強い川の流れがあること。その流芯を通してこなければならず、しかも頭を出
した流芯脇は極端に水深が浅く根掛必至なこと…。
色々考え選択したルアーはENDO CraftのMetalLippless28g。
キャストすること数回で答えが出た。
頭を出したヤツはこのサイズではなかった。2匹目を出すべくキャストを続けるが、とうとう
反応させることは出来なかった。が、この激シブの状況では価値ある一匹となった…かどうか?
翌26日、まだ暗いAM3:30、とある河口海岸に立つ。ヤツは河口域に集結しているだろうと
いう予測だったが、まったくハズれてしまった。
行き先に迷いが生じ、この状況でもモチベーションを維持できる磯場に出掛けることとした。
ところが先行者が多く、投げ釣りの人も居る。ウネリが若干あるが、風を背に出来る場所を確
保し、ミノー中心に探りを入れるも全く反応がない…。
陽も高くなり気温が上昇すると丘から吹く風も治まり、狙いのポイントへ移動する。
このポイントは深いミゾが沖に向かって伸び、魚道になっているとの推測があった。
このミゾに沿うように角度も変えながらミノーを通すも反応は全くなし…。
もっとレンジを下げるべく、今回の釣行に急遽製作を間に合わせた来季向けのジグミノー、
“SJ-90 90㎜25g”を結ぶ。内部シンカー位置を工夫した試作品である。まだ表面コートが
乾燥しきっておらず、少々臭いのは仕方がない。
50m付近に着水、カウントダウンにて深いレンジまで送りこみ、誘い出す作戦。その巻き始
め直後に強い衝撃にロッドティップが入る。間髪を入れずフッキングは成功。
強い引きと荒根避けるのに多少手こずるも無事寄せに成功。それにしても姿を確認できない
理由が足元に来るまで分からなかった。
△ジャスト50㎝だが身は薄め
昨年頃?からプチブームの春磯ヒラメ、まさかこの超荒根地帯で出るとは考えもしなかった。
二枚目を狙うべく同じように攻めるも反応なし。恐る恐るジグの着底を図るも、一回でヤメる…。
サクラ狙いも集中が途切れ、少々早いもののAM8:30には納竿とした。
状況は別として、容易には反応しないジグミノーでのヒラメゲットは、今後の釣りの新たな
スタイルが増えた事として素直に喜んでいる…。