AM4:15今回は磯に隣接した漁港のテトラの上に立つ。
実績のポイントも、雨模様もあってか今日は貸切状態。しかし道中の各ポイントは
大渋滞であった。
辺りは暗く、隠れ根の位置も分からない。とりあえず広く探る意味で昨年好調
だったSJ-11赤金をフルキャストする。
やっと薄明るくなり、根の位置を確認する。水色もクリアーで時折小型のサクラや
白点のアメマスの追いがあるも、どうも喰い気がイマイチ…。
「このままではボウズは免れない…」見切りをつけ近くの磯に上がることとする。
水深はそれほどないもののサクラの回遊があり、毎年必ず訪れるポイント。時期的に
少し早い気がするが、午前中はここで粘ることとする。
タイドフライヤー、サスケ120裂波、魚道110MD…色々試すも全く反応がない。
今日はどうしてもミノーで釣りたく、大幅にサイズダウンの9cmシンキングミノーを試す。
いつもはウォブリングで「ブルブル」振動するも、なぜかきょうはローリング主体。
ウェイトチューンが良かったのか悪かったのか?自分的には「派手なウォブリング」が好み。
などなど色々考えながら、カラーローテーションしながら反応を見ると、急にひったくられる。
サイズはかなり小さめ、40cmくらいだろうか?あまり嬉しくないシルバーボディは走りまくり
ふとロッドティップは天を向く…。幸か不幸かバレる。
どうもミノーの「泳ぎ」に納得せず、ならば「トゥイッチはどうか?」と連続攻撃…。
しかも曇天で暗く、水色も笹濁りの為、アピール重視で赤金。これで喰わなければ諦めるか?
約30mのキャスト、トゥイッチの猛攻、15m巻いた残り15mで突然シルバーボディが水面を割り
襲い掛かる。Uターンしながら正に「ひったくられ」すかさずフッキング…。
船釣り師の間では「子ブタ」と呼ばれる板マスに成り損ねた(?)個体である。
長さこそ50cmそこそこ。しかし重量は1.8Kgほど。むろん旨い。
これに気を良くし、トゥイッチにも力が入る。今日はこのパターンしかない。
少し前より小型の海鳥(名前不明)が2羽、自分の周りから離れず、しかもミノーに反応する。
いくら言い聞かせても、どうしてもミノーを喰いたいらしい…。これが出没してからどうも「魚」の
反応が悪く、追いも無くなった。
鳥が離れるまでしばし休憩。やっと諦めたらしく(?)再開する。
しばらくしてミノーの背後に白点、しかもドーナツ白点(!)
トゥイッチを掛けまくるも磯際で反転してしまった。優に70、いや80Cmオーバー。
反転した時の胴回りがかなり「ヤバかった」
「主」も見ることができ、できれば釣りたかったが充分満足。風向きも悪くなり雨模様。
一時車に戻ることとした。
午後からは有名ポイントの状況を見て回り、ポイントの把握とする。各メディアの報道もあり
この時間でも結構混雑しているが、自分的には今少し時期的に早い感があった。
さて、今週末はどこ行くか?